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40kidsの歌はともだち・いいやま分

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FMおだわらでタイトルと同じ番組をやってます。---ワケあり50男の一人暮らし・独り言---

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理論と実践と経験と時間

今日からシルバーウィーク。
自分は朝から(といっても、起きたのは11時50分。実に10時間近く寝ていた)ずっとのんびりと過ごした。
昼飯の時間に起きたので、朝ごはんの昼ごはんを作ることから始めた。
冷蔵庫の中に残っていた野菜を全部たんまりと入れた焼きそば。
焼きそばは子どもたちが小学生の頃、子どもたちよりも出席率のいい子ども会の役員を務めていたことで、お祭りのときには大量に作っていたので、これだけは手馴れている。

麺より具のほうが多いような焼きそばを食べた後は、音楽を聞きながら本を読む。1時間ほどで読み終えてしまったので、次の本をネットで探っていて見つけたのは、いちむらかずき著の「ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論 600個のコードを導く7のルール」。通常は1400円だが、Kindle本(つまり電子本)だと1000円。
その本のレビューを読んでみると、目からうろこだったというような話が続く。1000円っていうとKindle本の中では高い部類に入るので躊躇していたのだが、ギターの本だからケチるのはやめて購入。ダウンロードもすぐ終わって読み始めると、確かに目からうろこの話が続く。
つまりは、コードを理論で解釈すれば600くらいのコードは形で覚えるのではなく、探し出せるというもの。その理論の展開がなかなかおもしろい。自分はすでに大方のコードは形で覚えているけれど、テンション系のコードは時々混乱する。sus4とかadd9とか♭5とか11とか13とか、コードの右側にちょこっと書かれている類のやつだ。
理論もだいたいわかっていたつもりだけど、それを指板の上で展開するのにはいろいろ悩んだりしていたが、確かにいちむらさんの教える方法だと、簡単に押さえる場所がわかる。

「ほぉ」とか言いながら、ベランダでタバコを吸いながらあっという間に読み終えた。
曲を作るときにこうした複雑なコードはあまり使わない。でも、時々こういう音がいいなぁと、自分ではなんというコード名かわからない押さえ方をするときもあり、楽譜には適当な自分でわかるような記述だけしている。でも、この本を読んだことによりそのコード名も自分で付けられるようになりそうだ。随所に覚えやすい語呂合わせを使っているのもいい。「いいくに(1192)つくろう鎌倉幕府」みたいなやつだ。
例えばコードの基本は「こんばんみ」と表現している。ルート音から「こん(5)ばん(8)み(3)」の位置にあるのがコードの構成音で、♭5はこんの音を半音さげればいいのだ、みたいな。

いちむらさんは理論を知っていたわけではなく、何十年もギターを弾いているうちに、自分なりの考え方でコードを探していたのだが、理論を知るとそれにも意味があったのを後から見つけたらしい。この本に書いてあることは、20年かかって自分は見つけたので、この本を読めば自分の20年の時間をすぐにみなさんに提供できると書いてあったが、そのとおりだった。彼の20年を私はものの1時間で手に入れた。申し訳ないくらいだ。

複雑なコードは自分の中でブラックボックスだったのに、理屈がわかればどうってこともなくなった。
これって、いろんなことにも言えるかもしれないなぁ。いろいろ考えて、堂々巡りをしそうなことも、ある一定の法則を自分の中に見つけて、いつの間にか勝手に解決している。その法則は、たいがいが単純なものなんだけれど、そこにたどり着くまでが大変だったりする。何度も失敗して、たくさんの時間を費やす。
でも、その時間はとても大切で、自分の中で確実に力になっている。

いちむらさんの本を読んで、コードの理論を学んだけれども、これも実際にギターの指板の上で自分の腑に落ちるところまでやらないと、きっと生きたものにはならないだろう。

世の中にいろいろな実用本はあるけれど、それも実際に自分で体験して自分の腑に落ちるようにしないと、読んでいるときに「なるほど」と思うだけになってしまう。だいたいは実用本のままの体験というのはなかなかあるものではないから、実用本が役に立ったという経験がほとんどない。
どんなことも、自分の経験と試行錯誤の結果、初めて自分に生きてくるのだろう。


そんなわけで、そのあとの時間はひたすら指板の上で、いちむらさんの理論を実現する作業にあてることになったわけだ。
きっと、この作業はこの連休中、ずっと続くのであろう。でも、自分の曲でこの理論が陽の目をみることは、かなり遠くの事になりそうだ。自分の中で、時間をかけて完全に消化しないと自然には出てこないだろうから。


by 40kids_iiyama | 2015-09-19 23:37 | 日記・コラム・つぶやき