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オリジナル曲の恥ずかしさ

オリジナル曲を人前で歌うっていうことは、基本的に恥ずかしいことじゃないかと思っています。
いまとなっては当たり前にオリジナル曲を歌っている人も、はじめてオリジナル曲を人前で歌ったときは、すごく恥ずかしかったのではないかと思います。
私は、高校生のころだったかな、仲間に「オリジナルを歌うときって、恥ずかしいよな。まるでパンツの中身を見せているような気分だ」と言って、激しく同意されたことがありました。
オリジナル曲を歌うのって、恥ずかしいんです。

なぜなら、「お前、そんなこと思ってるのか」とか「そのラブソング、だれのこと歌ってるのよ」というような、他人にわざわざ積極的に知らせることもない自分の心の中を吐露するという恥ずかしさもありますし、そういうこと以前に「変なメロディ」とか「歌詞がかっこわるい」みたいに根本的な素質のなさを露呈しちゃんじゃないかという恐怖心に似た恥ずかしさがあるからです。

でも、ほめられたりすると急に自信ができちゃったりします。
オリジナルを作る人っていうのは、基本的に自意識過剰気味だと思うので、お世辞でもほめられると木に登っちゃうところがあるんじゃないかと思います。少なくとも私はそれで、お世辞で言われているであろうことも、まっすぐに受け止めて自信につなげてしまいます。
ここで言いたいのは、コピーを歌っていて「上手だね」と言われるより、オリジナルを歌っていて「上手だね」って言われる方が、何倍も何十倍もうれしいということです。
なぜならそれは、自分が認められたような気分になるからです。自分の考えたことや曲にこめた思いなどが、他人に伝わったと感じるからです。
つまり、オリジナル曲が恥ずかしいものでなくなる瞬間っていうのは「人にほめられた時から」だと思います。

こうして自分のオリジナル曲に寛容になった私は、人のオリジナル曲もよく聞くようになりました。ミュージックトラックでも、私はほとんどコピーは聞かないんです。音の善し悪しや仕上がり具合より、きっとその曲の意味や作者の思いのようなものに興味があるからだと思います。

ここで自分がライブをするときに悩むことができてしまいました。
ライブハウスのようなところでは、客層的にすべてオリジナルでもいいのでしょうが、たとえば街中のライブイベントとかデパートでのステージなどでは、聞く人が知っているものをやったほうがいいのでしょう。普通の人は、知っている曲が流れてきたほうが聞く気になるだろうし、楽しいだろうからです。

でも、私はやっぱりコピー曲は最小限にして、自分のオリジナル曲を中心に歌ってしまいます。
これからもライブでも、きっとオリジナル中心です。コピー曲やればいいのに。お客さん喜ぶかもしれないのに。でも、オリジナルを歌っちゃいます。
なぜなら、何十倍もうれしいほめ言葉があるかもしれないからです。自分の思いが、他人に伝わったと思えるかもしれないからです。
そんで、ほめられたら、うれしいなぁ。お世辞でもいいから。
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by 40kids_iiyama | 2011-03-07 20:14 | 音楽 | Comments(0)