人気ブログランキング | 話題のタグを見る

40kidsの歌はともだち・いいやま分

junji0909.exblog.jp

FMおだわらでタイトルと同じ番組をやってます。---ワケあり50男の一人暮らし・独り言---

ブログトップ

慰問ライブ

昨日は「足柄療護園」という施設で、ボランティア演奏をしました。
最近、ぱんちょマンが老人ホームなどの施設で演奏をしているので、そのお手伝いです。リズムが欲しいと安藤モグラも呼んで、彼にはカホンをたたいてもらいました。信じられないでしょうが、彼は音楽学校を出ています。最終的にはボーカルを専攻したらしいですが、親父さんがドラマーだったこともあり、最初はドラムを専攻していたとのこと。そんなこともあり、彼のリズムキープを信頼してのことです。

昨日は午後2時スタートだったのですが練習ができていなかったため、早めに集合して演奏する曲の確認と簡単な音合わせをして本番に望みました。
以前に行った老人ホームでの演奏で、お客様から期せずしてリクエストがあり、それらを演奏したらやたら盛り上がった経験から「今日もリクエストをバンバンうけちゃおう」ということになりました。
施設の人にもその旨お伝えしていたので、演奏開始前から「やってほしい曲ある?」なんて聞いちゃって。
持ち時間が1時間だったので、最低限の曲数(といっても10曲準備してた)と順番を決めてスタートしましたが、いつものとおりぱんちょマンがその場の雰囲気を読んで順番は入れ替わります。で、今回は順番どころかリクエストが途中から入り始めたため、ほとんど打ち合わせはなんのためにやっていたのか状態。それが楽しいんですけどね。
リクエストが入ると歌本から探して、即対応。歌本は2冊持って行っていたので数千曲のレパートリーですよ。とはいっても、歌うとなるとうろ覚えのものもあるので、歌い出してからも探りながらみたいなスリリングさがたまりません。歌本いらずの小野塚さんなんて、最強だろうなぁって思っちゃいますよ。結果として、15〜16曲やりましたかね。

40人ほどの利用客さんがいらっしゃっていたのですが、開始が待ちきれず30分も前から「まだですか」と来る人や、ぶすぅ〜っとした顔で真ん前に座っている人など、それぞれの思いをもってきてくれています。
最初からいい雰囲気だったのでしたが、曲が進むにつれより和やかな雰囲気になっていきます。やっぱりリクエストに応えるってのは効果絶大。まだ半分も終わっていないのに「アンコール!」と言われたときにはズッコケましたが、それだけ楽しんでくれているのかと思うとうれしくてね。
つまらなそうに来ていた人が、後半に入りニコリと笑い始めたときには「やった!」と心の中でガッツポーズを作りましたが、それはほかのメンバーも同じだったようで、終わった後に「あのおじいさんが笑ってくれたときはうれしかったよね」なんて話も交わしました。

以前も思いましたが、このような慰問演奏は、ライブハウスなどでの演奏とは違う楽しさがあります。好きな曲だと口ずさんでくれたり、手拍子だけでなく体をゆらしながら聞いてくれたり。それに、なにしろ、笑顔がいい。
思うんですけど、こちらの一生懸命さがダイレクトに伝わるんだと思います。だから、こっちもうまく演奏しようと努力するのは当たり前なのですが、それよりも「楽しみましょう!」という一生懸命さを出せれば、きっとみんなと一体になれると思いました。
演奏後は、独特の達成感を感じます。あれはやっぱり、みんなの笑顔のおかげなんだろうなぁ。

慰問ライブ_d0350319_11180100.jpg



足柄療護園の柴田さんをはじめ、職員のみなさんにはたいへんお世話になりました。
演奏が終わり、お茶をいただきながら職員のかたとお話をさせていただいたり、帰ってきてからもFacebookで柴田さんが写真をアップしてくれていたり、事後もほのぼのとした気持ちでいられました。

おれ、こういうやつのほうが好きだな。これからも続けていきたいです。だから、また、ぜひ呼んでいただきたいです。
ありがとうございました。

by 40kids_iiyama | 2016-11-21 12:52 | 音楽

by 40kids_iiyama