池井戸潤と森沢明夫にハマっております
この1ヶ月で14冊の本を読んだ。
最近のお気に入り作家である森沢明夫と半沢直樹で有名になった池井戸潤の本がそのほとんどで、この両者の著書を交互に読んでいる感じ。
前も書いたけど、Kindleで手軽にどこでもサッと読めるのと、本屋さんに行かないでも買えちゃうのがいい。いや、お金のことを考えると悪いかも。
池井戸さんの作品は極上のエンタメもので、読み始めると止まらなくなる。1冊を1日で読んじゃうというのは、池井戸さんの作品。銀行員の話が中心だけど、これを読んでいると銀行員って頭いいなぁって単純に関心してしまう。自分なんか、銀行員にはなれないなぁって。
その話の展開とたいがいがどんでん返しが待っているそのストーリーは、勧善懲悪、正義は勝つというような、私の大好きなパターン。ややもすると単純と思われるかもしれないけど、悪い人はとことん悪く書いているところが、最後の正義は勝つというパターンにスカッとする。この人の本は全部読んじゃうと思う。
かたや森沢さんのほうは、読んでいると心温まる話ばかり。特に青森三部作といわれる「津軽百年食堂」「青森ドロップキッカーズ」「ライアの祈り」は、登場人物に同一の人が出てきたりして、通して読むと余計楽しめる。泣けるシーンが出てくるのも森沢さんで、さみしいなぁなんて夜には余計に心にしみる物語が多い。
で、この二人の作品で一つずつおすすめを出すとすると、池井戸さんは「空飛ぶタイヤ」。これは上下巻ある大作だけに、読み応えたっぷり。睡眠時間が短くなること必至。
森沢さんは「あなたへ」。これはもう、泣ける。特に私くらいの年齢の人にはとてもおすすめ。一度読んだ本は、あまり読み直さない自分ですけれど、これは読みなおそうかなぁって思っている。
とにかく、小説っておもしろいね。よくもまぁ、こんな世界を頭のなかで展開できるものだと、読み終わると毎回思ってしまう。
本を読むのは面白いけど、家計を圧迫するなぁ(^_^;)もうちょっと読むペースを落とさないとまずいことになるなぁ。タバコ、やめて書籍代に回そうかなぁ。ちょっと真剣に考えよう。