私が4年ぶりに買ったパソコンは、MacBook Air という、小さくて軽いパソコンです。
考えてみたら、昔からこういうのが好きでした。
小さくて、小回りが効く感じのもの。
初めて買ったパソコンも、当時では最軽量のもので、スペック的には高いものではありませんでした。いつでも持ち歩けて、いつでも使えるのを魅力に感じていました。性能が高くないのを、使うソフトを軽くしてフォローしたし、そういう使い方が好きでした。
モータースポーツをやっていた時期もそうでした。排気量の大きい車やターボやスーパーチャージャーを搭載してドッカンとパワーが出ちゃうものより、小排気量でレシプロのエンジンをガンガン回して一生懸命走ってる感じの車が好きでした。
その後、パソコンはデスクトップをメインに使うようになっていったり、車もモータースポーツから足を洗って、家族で乗れる大きな車に乗り換えたり。
でも、最近、原点にもどった気がしてます。車も軽のワンボックス。とても気軽に、でも荷物をたくさん載せられるし、リアシートは座敷のようになっていて車じゃなくてお部屋のように使ってる。走るポテンシャル以外のものをフルに使ってる。
で、パソコンも高性能のCPUを搭載したようなものではなく、いつでも手軽に使えるようなものをメインマシンに据えた。
音楽も聞き始めのころに一生懸命聞いていたようなものが、年齢を重ねた今、また好きになっている。
人間、時間が経つと自然と原点に戻ってくるのかなぁと、必要最小限のソフトを厳選してインストールしたパソコンを使いながら思っているところです。