偏見音楽論
あれはうるさいだけの騒音だって。
これは偏見かもしれないけど、やっぱりクラシックの人って、ロックやフォークみたいな音楽を、どこかで見下してるのかなぁ。あいつらは、全然音楽ってものをわかってない、みたいに。
私たちのように自己流で音楽を楽しんでいる人は、音楽理論を学校でしっかり仕込まれた人には、やっぱりそういった部分ではかなわない。
でも、あからさまに否定してほしくはないなぁ。
自分の好きな音楽がたまたまクラシックではなかった者としてはね。
身近でそういうイヤな場面に出会うものですからね、自分自身にも経験があるし。
私らがやるものを「音楽ではない」とか「聞いてられない」とか思うんかなぁ。
だいたい「軽音楽」って呼び方からして軽んじられているもんなぁ。
学校でもクラシック音楽は習ったけど、吉田拓郎や井上陽水の曲は習わなかったし。
こういう、比較的最近の文化をどこか見下す風潮って、どの世界にもある気がする。
マンガやアニメもそうだったもんなぁ。
仕方がないのかな、物事が存在すれば、そこに優劣をつけてしまうのが人間なのかもしれないし。
でもさ、下手かもしれないけど、一生懸命やっている人をバカにして欲しくないなぁ。ねぇ、みんな、がんばろうね。